『怒る』と『叱る』の違い
先月、仕事で落ち込んだことがありました。
上司から注意を受けたのです。
もちろん、自分がスムーズに言われたことをなかなか出来ないので、仕方ありません。
出来ていないことは認めつつ、何だかすごく悲しかったのです。
その時のことを改めて振り返ってみると、言葉の裏に
「何でちゃんと出来ないの!」
と責められているような気がしました。
かつて、私も後輩を指導する立場にあった時、相手より自分の方が仕事が出来ると思い込み、『怒る』ことがとても多かったのです。
ただただ、自分の感情を発散するかのように、相手にぶつける。
「あなたのためを思って言っているのに、何なの、その出来は!」
みたいな、恐ろしいまでに自分のエゴを正当化して、これが指導と思っている。
当時は若くて人生経験が少ないのもあり、今は同じことはとても出来ません(笑)。
一方、『叱る』って、相手が自分を思う気持ちが伝わってくるな~と思います。
最初は厳しい話をしていても、きちんとフォローを添えてくれる。
人は感情の生き物だから、上手く感情と付き合っていくしかないですね。
でも、『怒る』は他人に向けて発散するものではないと思います。
自分がイライラ、ピリピリしてる時、またはそういう相手が近くにいたら、とりあえず人と距離を置きましょう(笑)。
私が先日、落ち込んだ時に読んだ本です。↓
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