心から笑っているのは、どんな時?
私は、リハビリ職である作業療法士(以下、OT)という資格を持っています。
OTを目指す学生時代、何週間にもわたり実習に行きました。
私と同じ学校を卒業した先輩(以下、バイザー)がいる病院で実習した時のこと。
ある時、バイザーから
「お前、顔が笑ってないから鏡で笑顔の練習をしたほうが良い」
と言われました。
私は幼い頃から
「愛想が良くていいね~」
と褒められることが多かったので、衝撃でした。
無意識に、愛想良くすることは『当たり前』で『良いこと』なのだと思っていた気がします。
私が私自身に勝手に定めた法律のようなもの。
バイザーから指導された時は、とにかく鏡で笑顔の練習をしました。
今思えば、ただ楽しくないから笑えなかったんだと思います。
ようやく30代になってから、錆びついた心をメンテナンスしている状況なので(笑)。
人と接する時間が減り、ようやく気付いたことがあります。
それは・・・
「本当は笑いたくないのに、たくさん笑ってたんだ」
ということ。
楽しくなくても笑うと、脳も騙されると聞いたことはありますが、その場を取り繕う愛想笑いを続けた結果、私は人に会うのが嫌いになりました。
近所のスーパーとかゴミ出しで人に会うのもイヤ(笑)。
私が会いたいと思う人には会いたいけど、気分が乗らない人とは距離を置くようになりました。
まぁ、何だかんだ言っても、人に助けられたり人に必要とされるのは幸せなことです。
笑った時に、
「本当に楽しくて笑っているのか?」
自分で自分の『ボーダーライン』を知っておくことが大切だと思います。
私は自分のボーダーラインを知り、少しずつ加減できるようになりました。
在りのままの自分で出かけて、楽しい時は思いっきり笑いましょう。
大好きなタマチャンショップの、このハンドクリーム。
しっとりする木の実タイプを使っています。
無香料なのに、ほんのり良い香り。
手肌に馴染んで、ベタつきも無く、大好きなクリームです。
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