何となく、導かれる方向へ。
これまで約30年間、父親の敷いたレールの上を、はみ出さずに歩いてきた。
彼に合わなくなって10年以上も経つというのに、多感な時期の影響力は根強いものだ。
今の状況に関して、他人に簡単に
「もう過去のことだから」
とか言われて軽々しく片付けられると、すごく傷つく。
今でも。
やりたいことに関する『芽』を摘まれ、やりたくないことに溢れた毎日だった。
だから、境遇も含めて、生きていて絶望することも多かった。
自分が何をしたいのか、何に向いているのか。
本当に分からないまま、大人になっていた。
長い長いトンネルを歩いて、ようやく、少しずつ前を向いて考えられるようになってきた。
何となく学び、何となく資格を取得したこと。
それを、活かしてみようかな・・・と思い始めた。
小さな一歩を、踏み出してみようか、と。
あまり構えず、気楽にやってみようかな。
★★★★★
自販機で見かけると、目を引く緑色。
たま~に、飲みたくなる。
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