物欲でのストレス発散は、対症療法にすぎない。
今、欲しい物はいっぱいある。
でも、『自由な時間』を減らしてまで手に入れたいのか?と聞かれたら、意外と要らない物が多い気がする。
かつてはフルタイム・正社員・国家資格で働いた。
残業、休日返上で遠方の勉強会、月に数える程の休日、これを嫌と言うほど味わった。
それと引き換えに、お金で好きなブランド服を買ったり、ライブに行ったり、使いたい物に惜しみなく使った。
そして、市県民税などの納税に腹が立ってしょうがなかった。
払うのが勿体ない、こんなに苦労して稼いだのに持ってかれるのは嫌だ、と(笑)。
社会参加してる感覚は痛いほど感じられるけど、日々の癒しは
「買う」か「食べる」
だった。
今の生活も、もちろんその比重は大きいものであるけど、
「今ある物で、どうにかしよう」
とか、工夫しようとは一切思わなかった。
お金で解決するばかりだった。
物欲が恐ろしいのは、買った途端に「幸せ」が色褪せていくこと。
上を見れば、自分よりたくさん買ってる人がいる。
「もっと欲しい」
結局、満たされないことが多いのだ。
自分をはじめ、物と上手に付き合っていく必要がある。
物に踊らされて働くのは、ちょっと違う。
でも、日々の金銭の余裕や貯蓄があったほうが良いのは確か。
働く時間や賃金、自由な時間、そして物欲。
自分にとっての黄金バランスを探すしかない。
一時的にストレス発散しても、明日も明後日も、そのストレスが消えることはないのだから。
心も身体も健康に生きていける方法。
これが、「幸せ」が長続きする方法かなと思う。
★★★★★
久しぶりに食べた『手塩屋』。
たまに、せんべいが食べたくなる。
うま~い。
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