自分を愛するように、お金を愛する。
私は、年齢を重ねると共に、収入が右肩下がりになっています。
ですが、幸福度は右肩上がりです。
収入と幸福度は、反比例しています。
私が手にするお金は、以前の何分の一か、くらい。
決して多くないからこそ、私の元へ来てくれたことに感謝できるようになりました。
それなりにお金を稼いでいた頃、税金等の支出が本当に許せなかった。
「稼いでいる人から多く搾取するなんて!!」
と、腹が立って仕方なかった。
稼がない、稼げない奴が悪いとまで思っていた私(性格が曲がってます(笑))。
なぜ、そこまで怒っていたかというと、
「こんなに大変な思いをして稼いだんだから、好きに使わせろ!!」
という気持ちで溢れていたからだと思います。
そう、私にとってお金を稼ぐことは、とっても『大変』だったのです。
平気で誰かのお荷物になったり、養ってもらっていたり、ひょうひょうと生きている人達が憎かった。
あと、自分で稼ぐ以外に、選択肢が無かったのも辛かった。
親は頼れない、彼氏もいない、他県に就職して地元より馴染みがない。
「ない」ばっかりが揃っている気がしていました。
「もう、これしかない」
「あとがない」
という思いで生きるのって、本当に辛いですよね。
結局、辛いと思う根源を『辞める(止める)』決断をしない限り、ずっと付いてまわるのだと思います。
私が現在のようにラクになれたのは、一番大切にしていた物を使わなくなってからです。
それは、『資格』です。
『資格』に委ねる人生だったからこそ、縛られてもいた。
上手く距離を保てなかった。
人生のバランスを保てるのは、自分で自分の心をコントロール出来るからこそ。
心がしんどいとか、上手くバランスが取れないなら、持っているのは余計な『お荷物』になっちゃう。
だいぶ話が逸れたような気がするけど(笑)、お金を愛せるかどうかは、自分自身を愛せてるかどうかで決まると思います。
自分を愛し、生き方を肯定することで、初めてお金も愛おしくなる。
★★★★★
私にとって、大原扁理さんの本は、生き方のバイブル的な存在です。
世間の『普通』に疑問を感じ、自分にとって最適な生き方を知る。
背伸びしすぎず、身の丈に合った、自分も周りも幸せにする生き方。
私と同じように、なるべく働きたくない人(笑)は必読です。